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マンション管理

マンション管理コンサルタント 土屋輝之が振り返るBORDER5のこれまでと、これからについて

マンション管理コンサルタントである土屋輝之が、BORDER5のこれまでを振り返り、これからについて語ります。

BORDER5が始まった発端

これはまだBORDER5が出来る前からの話しですが、マンション管理が大事なことは以前から知られていました。「マンションを買うなら管理を買え」という言葉は、どなたでも言います。
 
私がまだ不動産仲介の仕事をしていた30年前でも、中古マンションを探しているユーザーは、「マンションは管理を買え」は知っていました。だから昔から管理が大事だと言う人はいくらでもいました。
 
そんな「マンションは管理を買え」という言葉だけが、どんどんひとり歩きし、じゃあその”マンション管理”とは何か改めて問うと、マンションの管理室に座っている管理員の方のことだったり、掃除だとか、点検だとかと、途端にすごくぼんやりした答えが返ってきます。
 
ただ、何がわからなかったのかについて聞くと、マンション管理組合が行っている管理業務は、管理会社に頼んでいることがほとんどなわけですが、それを見える化、要するに長らく判断基準の見える化が残念ながら全くできてませんでした。
 
例えばマンションの定期清掃は、年にどれぐらい実施するマンションが多いか、どれぐらい修繕積立金が集まっていれば有利か、法定点検は当たり前ですが、それを有機的に結びつける評価制度は、まだ何もありませんでした。
 
行政主体の管理計画認定制度は、4年前(2022年)に出来ましたが、私たちのBORDER5は、それよりも前にマンションの管理状態を見える化しました。
 
BORDER5は、もともと管理意識の高い方々で、中古マンションを買うときに大切だと言われている「管理」を、星の数や点数で見られるような視覚化を検討することからでした。そもそも当時は何も制度がなかったので、さくら事務所で仕組み化を模索することになりました。
 
せっかく仕組み化するのであればということで、管理状態が良好ではないマンションを評価しても仕方がないし、逆に言うとマンション管理の専門家から見たとき、卓越した管理状態のマンションであれば、中古マンションを購入する場合でも心配ありません。
 
BORDER5では、プロの目から見ても、卓越した管理をしているマンションを取り上げ、ここでは管理力アップを頑張っている管理組合を称える目的と、中古マンションを買うときに、このマンションなら安心だという安心感でマンション選びができるという2つを叶えるという高い理念からスタートしました。

なぜBORDER5という名前になったのか

仕組み化のために、調べている途中でびっくりしたことがありました。それは自分たちが素晴らしいと考えていたレベルのマンション管理が実現できているマンションが、実際には少なかったことでした。
 
名前を決定する前段階で、BORDER5に掲載するマンションを調べる準備を同時並行で行っていました。そうすると、自分たちが理想とする管理を実践するマンションは、全体を100棟とすると、Top 5%もありませんでした。この結果から、サイト名はBORDER5となったわけです。つまり、このサイトに載った時点で、日本のマンション管理のTop 5%に入ることになります。※
 
※現在は掲載基準が当時と少し変わっております
 
Top 5%の素晴らしい卓越したマンションを掲載し、それを運営している組合や構成員を称えつつ、マンションそのもののブランディングのお役に立ちたいという理念でした。このBORDER5で、初めてマンションのブランディングを意識しました。

コンサルタントとの立場としては、マンションのブランディングをしないと、資産価値の維持や上昇は難しいだろうと感じていました。このBORDER5を始めることで、このサイトはブランディングにつながるなと思いました。
 
だからこのサイトに載せることで、資産価値が上げられるかもしれないという期待感と高揚感をものすごく持ってBORDER5を始めました。
 
しかし、残念ながら、当時は掲載可能なマンションが本当に少ない状況でした。自分たちでここは載せられるかもとお声掛けして調べ、OKをしてくれたマンションや、絶対の自信を持っているマンションから自主的に審査の申込はあれど、本当になかなか掲載できるマンションが少なかった。
 
当初計画からすると、まだBORDER5は道半ばです。BORDER5を見てマンション選びのお役に立てるレベルまで、掲載するマンション管理組合の母数が増える必要があります。
 
BORDER5のスタート後、管理計画認定制度とマンション管理適正評価制度がスタートしました。これはマンションの管理状態をビジュアル化してユーザーが見ることができる制度で、民間のものでBORDER5がトップを切ったのですが、公的なものもしくは業界的な制度が今 3つ存在します。

BORDER5に載るマンションは、ほか2つの制度でも高得点になる

行政の管理計画認定制度や管理業協会のマンション管理適性評価制度で、もちろん満点を取れたら素晴らしいのです。しかし、BORDER5に載るマンションになると、その2制度では基本的に✩5が取れます。
 
BORDER5の方がむしろ審査基準は厳しいため、ある意味「我こそは」と管理状態に自信のある組合は、BORDER5を含めて3つの評価制度全部をクリアしてもらえると、中古マンションを探しているユーザーにとっては、国交省の認定制度も管理業協会の評価制度もOKで、民間のBORDER5も掲載されるという状況なら、安心して契約できると考えられますよね。
 
審査基準を厳しくすることだけが、BORDER5のそもそもの目的ではありません。BORDER5も再リニューアル後、掲載基準をさくら事務所のサービスを使ってくださったマンションなど第三者のコルサルティングサービスを受けたマンションにも拡大しました。
 
卓越したマンション管理のTop 数%ってことではなく、世の中的に見たら間違いなくトップレベルの水準であることがわかるような、そういうマンションの皆さまにも、最終的にはBORDER5の点数も素晴らしい点数になってほしいですが、ものすごく感覚的な話にはなりますが、 30点以上取れると相当立派だと思います。
 
まだまだ多くのマンション管理組合の皆様からのご応募をお待ちしております。

BORDER5 資料DLはこちらから