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マンション管理

【後編】BORDER5満点の鍵は圧倒的参加率!ザ・パークハウス横浜新子安ガーデンが実践する防災・コミュニティ活動と「仕組み化」の極意

BORDER5のアンバサダーを務める應田が、ザ・パークハウス横浜新子安ガーデンの理事の皆さんに、管理良好なマンション管理の秘訣を伺ってきました。今回は後編です。

ザ・パークハウス横浜新子安ガーデンの防災の取組とは?

應田『後編では、BORDER5の評価項目においても全配点の半分を占め、多くのマンションが苦労している「防災」と「コミュニティ活動」について伺いたいと思います。御マンションはこれらが見事に機能し、満点を獲得されていますが、まず防災訓練の取り組みについて教えてください。毎年非常に多くの方が参加されているそうですね。』
 
福地『はい、当マンションでは年に1回、管理会社である三菱地所コミュニティ様の多大なご協力を得て、かなり大々的な防災訓練を実施しています。例えば、災害時に使用する非常用トイレの組み立てや使い方の実演、泥水などの汚い水を飲み水に変える「ろ水機」の実稼働など、実践的で体験型のプログラムを用意しています。』
 
應田『参加率が高い理由、住民の皆様が積極的に参加されるモチベーションはどこにあるとお考えですか?』
 
福地『もちろん、その年の副理事長や担当役員の呼びかけの努力もありますが、私としては「初年度の大成功」が大きな要因だと思っています。竣工して最初の防災訓練が、広大なサークルガーデン(中庭)をいっぱいに使うような大規模なお祭りのようなイベントだったんです。終わった後にジュースやビールが配られたりして、非常に楽しかったという「成功体験」が住民の皆様の記憶に強く残っている。だからこそ、「今年も行ってみようか」という前向きなサイクルが生まれているのだと思います。』

安否確認の仕組みについて

應田『なるほど、最初の印象が肝心なのですね。安否確認の仕組みについても、非常に緻密な体制を築かれていると伺いました。』
 
福地『訓練時に、各住戸の玄関ドアに「無事です」という安否確認マグネットを掲示していただくのですが、その掲示率やWebシステムからの回答率は毎年9割近くに達します。』
 
野邨『さらに特徴的なのは、マグネットの掲示もなく、システムでの登録もない住戸に対しては、いざという時を想定して、担当の理事が1軒1軒、直接玄関まで訪問して安否を確認する体制を敷いていることです。』
 
應田『約500戸ある中で、未回答の住戸をすべて直接訪問するのは大変な労力ですね!』
 
野邨『はい。ただ、万が一の災害時には、その未回答の住戸に本当に助けが必要な方がいるかもしれません。理事18名で分担すれば1人当たりの負担はそこまで大きくなりませんし、コロナ前は一般の方から「防災班」を募って協力していただいておりました。いざという時のための確実なフローとして実践しています。』

活発なコミュニティ活動

應田『まさに「誰一人取り残さない」防災体制ですね。続いて、コミュニティ活動について伺います。イベントも非常に盛んですが、自治会との関係はどのようになっているのでしょうか。』
 
福地『当マンションは、規模が大きいこともあり、このマンション単独で一つの町内会(自治会)として機能しています。運営上も非常に合理的で、理事会の中の「地域・防災班」が実質的に自治会活動も担っており、管理組合と自治会が一体となって運営しています。』
 
野邨『イベントとしては、夏には七夕、秋にはハロウィン、冬にはクリスマスと、大きく3つのイベントを開催しています。当マンションは子育て世代が非常に多く、一時期は1年間でマンション内に2クラス分くらいの子どもが生まれるほどでした。子ども向けのイベントを企画すれば、自然と親御さんも参加してくださるので、集客に困ることはありません。』
 
應田『コミュニティ活動に予算を使うことに対して、反対意見などは出ないのでしょうか?』
 
福地『当初から年間予算としてしっかりと組み込まれていることもありますし、これだけ多くの子どもたちが楽しんでいる姿を見ると、大半の住民の皆様は「これくらいなら色々やってもらっているからいいんじゃないか」と好意的に受け止めてくださっています。目立った反対意見が出たことはありません。』

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画期的な制度である「管理協力金制度」とは?

應田『こうした活発な活動を支える「役員の担い手確保」についても、画期的な制度を導入されていますね。』
 
野邨『第3期から「管理協力金制度」を導入しました。現在は役員の選出は基本的に輪番制(持ち回り)となっているのですが、どうしても事情があって役員を引き受けられない方もいらっしゃいます。そうした場合、辞退する代わりに月額5,000円(管理費の約半額)の協力金をお支払いいただくというルールにしました。』
 
應田『お金を払って免除されるということに抵抗感はなかったのでしょうか?』
 
野邨『むしろ、この制度があることで公平性が保たれ不満がなくなりました。実際にお支払いになって辞退される方は2年に1人いるかいないかです。そして、役員を引き受けてくださった方は責任感を持って取り組んでくださり、理事会の出席率もほぼ100%を維持しています。』
 
應田『素晴らしい仕組みですね。最後に、これだけの高いレベルの管理を今後どのように維持していくのか、将来の展望と課題についてお聞かせください。』
 
福地『当マンションの強みは、属人化を防ぐための「仕組み化」が徹底されていることです。毎期、担当者が必ず詳細な引き継ぎ書を作成し、次の期へバトンを渡しています。イベントや防災の準備でも、詳細な資料が残っており、マニュアル通りにやれば誰でも一定のクオリティで業務がこなせるようになっています。』

マンション管理の長期的なビジョンについて

應田『長期的なビジョンについてはどうでしょうか。』
 
福地『総会での特別決議を経て、管理規約の中に「企業理念」のような、マンションの長期的な方針や理念を定めて記載しました。今後、役員の顔ぶれが変わったり、何か新しい課題に直面したりして判断に迷った際には、この規約に定められた理念が拠り所となります。ただ、個人的な懸念としては、財務や資金運用の高度な戦略が、現状は野邨さんの個人的なスキルに依存している部分が大きいことです。このレベルを将来のメンバーがどう維持していくかが課題ですね。』
 
野邨『そうですね。私もいつまでも今のモチベーションと体力でできるとは限りませんので、今年定めた方針に沿って、誰が担当になっても確実に実施できるような環境や仕組みを、さらに整えていきたいと考えています。』
 
大浦『外部監事の立場から見ても、このザ・パークハウス横浜新子安ガーデンは、チームプレイと役割の人数割りがこれ以上ないほど機能している、他に類を見ない素晴らしいマンションです。私も引き続き、中規模修繕など「資金を使う場面」での合意形成などを中心に、皆様の活動をサポートしていきたいと思っております。』
 
應田『本日は、全国のマンション管理組合のモデルとなるような、非常に中身の濃いお話をたくさん聞かせていただきました。福地様、野邨様、大浦様、本当にありがとうございました。』

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BORDER5 資料DLはこちらから

関連物件情報

物件詳細へ
マンション名
ザ・パークハウス横浜新子安ガーデン
交通アクセス

京浜東北・根岸線「新子安」駅 徒歩4分他

所在地

神奈川県横浜市神奈川区新子安1-18-1

総戸数

497戸

竣工年月

2015年1月

建物構造

RC造地上11階建

管理会社

三菱地所コミュニティ株式会社

分譲会社

三菱地所レジデンス株式会社

施工会社

株式会社熊谷組

修繕積立金

280円/m²

管理費

243円/m²